八尾徳洲会総合病院 心臓血管センター

〒581-0011 大阪府八尾市若草町1番17号

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診療内容

ステントグラフトの実力

慢性大動脈解離に対するステントグラフト治療 ~完治への戦略~

大動脈解離の治療として、上行弓部は開胸手術が基本治療ですが、下行大動脈以下の慢性大動脈解離に対しては、ステントグラフト治療が盛んに行われております。

当センター長の内田は、開胸手術時に同時に下行大動脈へステントグラフトを内挿するハイブリッド手術としてオープンステントグラフト手術の先駆者として日本のみならず全世界に広めました。

しかし腹部以下の大動脈の亀裂が残っているため、数年後には追加手術が必要となるケースが散見されます。そこで薦岡は、胸部のみならず腹部大動脈へも積極的にステントグラフト治療および追加血管内治療(腹部分枝ステントグラフト、偽腔閉鎖など)を介入することで、大動脈の完全治癒を達成しています。その成績を2020年ヨーロッパ胸部心臓血管外科学会にて発表し、最先端大動脈治療として注目されています。

心臓血管センター 副センター長 
心臓血管外科部長 薦岡 成年

切らずに大動脈瘤を治す

大動脈に対するステントグラウト治療は足の付け根の大腿動脈から7~8mm程度の太さのカテーテルを挿入して治療を行なう方法です。

循環器病の診断と治療に関するガイドラインより

従来、そけい部に5cm程度の皮膚切開を加えて直接大腿動脈を露出して治療を行なっていましたが、2021年2月から動脈穿刺部位の止血機器が保険償還されました。それに伴い、当院でも穿刺のみでの大動脈治療を行っています。術後の痛みを軽減することができ、皮膚にほとんど傷跡が残らずにすみます。

心臓血管センター 副センター長 
心臓血管外科部長 薦岡 成年

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